< おそばの健康効果 >

■その1 糖尿病予防

おそばを食事にとりいれることは、「糖尿病」などの成人病の予防に大切であるといわれています。なぜかというと…

 

  • ポリフェノールの一種「ルチン」が、すい臓機能を強化しインスリンの分泌をうながす。
  • おそばに含まれる食物繊維と脂質には、善玉コレステロール値を増加させ代謝を改善するはたらきと、小腸でのコレステロールの吸収をふせぎ、血中コレステロール値を低下させ血液をサラサラにするはたらきがある。
  • おそばは、ご飯・うどん・ラーメンなどと比べ、低カロリーでビタミン・ミネラルなどを含み、栄養のバランスがよい。

 

以上の理由から、おそばが糖尿病などの成人病の予防に効果的であるといえるわけです。

 

■その2 ガン・老化の予防

ガンや老化・ボケなどの原因は、「活性酵素」による細胞の過酸化であるといわれています。

 

おそばに含まれるポリフェノールの一種「ルチン」には、この活性酵素による細胞の過酸化をふせぐ「抗酸化作用」があります。そのため、食事におそばをとりいれることがガンや老化・ボケの予防などに効果的といえます。

 

■その3 動脈硬化の予防

おそばにはビタミンB1・B2が多く含まれています。

 

ビタミンB1には、心臓病の予防・体力の向上・ストレス解消・食欲不振の解消などの効果があります。そしてビタミンB2には、血圧を下げたり、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。そのため、動脈硬化や胃かいようなどの予防が期待されます。

 

■その4 悪酔い・二日酔いの予防

おそばには、良質のたんぱく質が多く含まれています。

また、「ナイアシン」というビタミンが含まれています。これらには肝臓を保護し、アルコールの分解を早めるはたらきがあります。

 

お酒を飲んで胃壁に負担がかかるとき、良質のたんぱく質とナイアシンがはたらきます。

そばにはこの両方が含まれているため、お酒を飲んだ後にそばを食べたり、そば湯を飲んだりすると悪酔い・二日酔いの予防になるといわれています。

 

当店では焼酎の「そば湯割り」や、ご宴会の〆にはおそばをお出しするようにしております。健康のためには、お酒のあとはラーメンよりも、さっぱりとしたおそばの方がよいでしょう。

 

■「そば湯」は必ず飲みましょう!

ポリフェノールの一種「ルチン」やビタミンB1・B2などの栄養成分は、水に溶けやすい性質を持っています。そのため、そばを湯がいたゆで湯「そば湯」を飲むことが大切です。

 

かじやではお昼のランチタイムやわんこそばで、一つの窯でたくさんのそばを湯がくため、とてもよい「そば湯」を飲むことができます。食後に残ったつゆをそば湯でお好みの濃さに割って飲むのもよし、そば湯をそのままいただくのもよしです。

 

■やぶそば(田舎そば)と更科そばの比較

「そばの実」は、外側から「殻」「種皮(甘皮)」「胚乳」「胚芽」で構成されています。

 

「更科そば」は、そのうちの「殻」と「種皮(甘皮)」の部分を完全に取り除き、「胚乳」と「胚芽」の部分だけを使用して作ったそばになります。そのため、のど越しがよく上品な味わいになりますが、製粉に手間がかかり、量も少量しか取れないため価格が高くなります。

 

「やぶそば(田舎そば)」は「種皮(甘皮)」や「殻」の一部もそば粉に利用しているため、味わい豊かで、価格も更科そばに比べて安くなります。さらに、「殻」と「種皮(甘皮)」には特に多くの栄養素が含まれているため、栄養的にも更科そばよりも優れています。

イメージ写真
「そばの実」断面図

イメージ写真

●かじやのそばは…

 

かじやでは、「更科そば」と「やぶそば(田舎そば)」のそれぞれの長所を活かすため、産地や品質などのことなる4種類のそば粉を、独自の割合でブレンドし、のど越し・上品さに加え、味わい豊かで栄養を多く含んだおそばを打っております。

 

もりそばなどの冷たいおそばを召し上がる際には、初めの一口はつゆをつけずに、おそばだけの深い味わいをお楽しみください。

 

わんこそば・食事処

嘉司屋(かじや)

イメージ写真

■住所

 〒025-0088

 岩手県花巻市東町2-19

■電話

 0198-22-3322

※お店の状況によりましては、お電話に出られない場合もございますので、ご了承ください。

 ■営業時間

  昼の部

11:00~15:00

(ラストオーダー14時頃)

夜の部

土日 17:00~21:00

(ラストオーダー20時頃)

 

■駐車場

 20台(無料)

 

■定休日

 火曜日・水曜日

(祝日・連休の場合はお問い合わせください)