・ただいまスタッフ不足のため、状況によりまして「わんこそば」の提供をお休みさせたいただく場合がございます。飛び入りの場合はご来店前にご確認ください。
・令和7年1月より、一部メニュー価格を変更・調整させていただく予定です。
「わんこそば」の料金につきましては以下の通りに変更予定です。
大人(中学生以上)3,500円→3,800円(税込)
子供(小学生)2,800円→2,900円(税込)
幼児(未就学児)1,700円→1,700円(税込)変更なし
早食い・大食いのイメージが強いわんこそばですが、かじやでは本来のおもてなしの心を大切にしており、お客様がわんこそばを「 美味しく・ゆっくりと・おなか一杯 」食べられるように心がけております。
【 美味しく 】
かじやでは、お客様の食べるペースを見ながら、少しずつおそばを湯がくように心がけております。「いただきます」の一杯目から、「ごちそうさま」の最後の一杯まで、湯がきたての美味しいおそばでわんこそばを楽しめます。
【 ゆっくりと 】
かじやでは、大会のような早食いをおすすめしておりませんので、お仲間や給仕と会話を楽しみながら、お客様ご自身のペースでゆっくりとわんこそばを楽しめます。女性のお客様はもちろん、お子様やご年配の方でもご安心ください。
【 おなか一杯 】
かじやでは、無理におかわりをすすめたりいたしませんので、心地よくおなか一杯になることができます。もちろん時間制限も杯数制限もございません。何杯食べられるか挑戦するのも楽しみの一つです。…が、くれぐれも食べすぎにはご注意を(笑)
かじやのわんこそばは、マッチ棒で杯数を数える
昔ながらのスタイルです。
【 わんこそば料金(税込) 】
・大人(中学生以上) 3,500円(薬味8品)
・小学生 2,800円(薬味8品)
・幼児 1,700円(薬味5品)
※わんこそばは、出来るだけ2名様以上でお願いしております。お一人様でのご来店の場合や、お客様のご事情次第ではお一人様でもOKです。
※店の状況によりましては、電話に出られない場合もございます。営業時間に電話がつながらないときは、「ああ、電話に出られないほど混みあっているんだな」と思ってください(笑)
いわて花巻に伝わるわんこそばの由来は、
約四百年も歴史をさかのぼります。
南部家第27代当主・南部利直公が江戸に向う際に花巻城に泊まられた折、名産のそばを秀平塗りのおわんに、上品に一口分だけつけて差し上げたところ、美味い美味しいと何杯もお代わりをされました。それが評判を呼び「わんこそば」と称され親しまれるようになったと伝えられております。
今や全国的に有名になった「わんこそば全日本大会」。
じつは当店かじやが発祥の地!
記念すべき第一回大会は、昭和32年12月8日に当店かじや(末広町時代の旧店舗)で開催されました。もともとは花巻の町おこしのため、当時の店主(かじや四代目佐々木喜太郎)が地元の仲間とともに、花巻名物のわんこそばで催し物をしようと知恵を絞り、ゼロから手探りで創りあげたのが始まり。
やるからにはただの早食い・大食い大会ではつまらないと趣向を凝らし、当時人気だった「相撲」になぞらえ「わんこそば相撲冬場所」と銘打って開催されました。食べる選手を”力士”ならぬ”食士”と呼び、’満腹山’などの四股名を書いた前掛をかけて、競技を取り仕切るのはもちろん行司。食べた記録によって”横綱”や”大関”といった番付を付けて表彰しました。
現在でもわんこそばをたくさん食べた方を横綱や大関と呼ぶのはこれが由来です。
「わんこそば相撲冬場所」は、内容のユニークさもあって年々好評を博し、食士・観客が増えるにしたがい会場もかじや店舗から花巻デパート、中央公民館、市民体育館へと拡大していき、現在は花巻市文化会館大ホールで毎年2月11日(建国記念日)に開催されています。大会名も「わんこそば全日本大会」と進化し、いわて花巻の全国に誇る一大イベントにまでなりました。
現在のわんこそば全日本大会は「3~5分間で何杯食べられるか」を競うもので、小学生の部・団体の部・個人の部の三部門に分かれ、全国から、ときには海外から集まる胃袋自慢たちがしのぎを削っております。
いわて花巻名物わんこそば、そしてわんこそば全日本大会の長い歴史と実績が認められ、
2015年に、2月11日が【わんこそば記念日】として日本記念日協会に認定されました。