いわて花巻に伝わるわんこそばの由来は、約四百年も歴史をさかのぼります。
南部家第27代当主・南部利直公が江戸に向う際に花巻城に泊まられた折、名産のそばを秀平塗りのおわんに上品に一口分だけつけて差し上げたところ、美味い美味しいと何杯もお代わりをされました。それが評判を呼び「わんこそば」と称され親しまれるようになったと伝えられております。